故・麻井宇介さんのワインづくりの思想読みました。宇介さんの本名は浅井昭吾。メルシャンの工場長も勤めた日本ワインの第一人者です。今注目されている若手の造り手さん達も宇介スピリットを継いでいるという。
書店に無いのでネット通販しようと思ったら、なんとダンナが宇介さんの本とは知らずに買っていた。あなどれん、ダンナ!
で、読んだ感想は…一言では言い表せません。内容は世界中のワイン造り、テロワール等への考察なのですが、とても多面的でダイナミック。ワインというものが常に躍動的に変化していることを強く感じさせます。
そして全編に共通して流れるのは「固定観念に縛られるな!」という強い思い。すごい。本を読み終わった後に、色んな思いがこみ上げてきました。
ワインに限らず、人は知らず知らずのうちに「常識」にとらわれ他の可能性を忘れてしまう。教科書で習ったこと、著名な人が言ったこと、メディアで放送していたこと、昔からの習慣を100%正しいと思い込んでしまう。そんな完璧な事実などあるはず無いのに。
この世界は多面的。陽があれば陰もある。常に物事を球体として見られるように、しなやかな頭であるように、心がけねばと思わせる一冊でした。宇介さん、お会いしてみたかったです。