寒くなってきたら鍋!ということで秋田郷土料理&日本酒&甲州の会を恵比寿Manner-BOにて開催しました。鍋がメインなので普段とは違いお酒の話はほどほど。素直にお料理とお酒を楽しむという趣向です。


お料理は秋田のY's Kitchen主催、米本かおりさんがプロデュース。秋田から持ち込まれた食材は東京では珍しいものばかり。ほんのり甘いおつけものや、麹に漬けたはたはたなど、そのどれもが実に美味しい。
きりたんぽは比内地鶏からじっくりとられたスープがとてもほっとする味。米の甘みが感じられる地酒と相性抜群。地のもの同士は自然とお互いに寄り添います。


さてお酒。お料理との相性では日本酒勢が圧勝ですが、個々のお酒の感想を伺うと面白い結果に。多数決で一番人気は2006シャトー・メルシャン甲州グリドグリ。コクのある味わいが特に今日のお料理にはマッチしていたようです。
そして皆さんがびっくりされていたのは2007タケダワイナリー・サンスフル白。デラウエアのもろみ発泡酒で、まるですりおろしりんごのような、日本酒のような風味があります。あまり飲む機会のないどぶろくワインの複雑な風味に皆絶賛。もろみ酒こそ地元でないと飲めない旬の味。国産ヌーボでもろみ系ワインをもっと沢山造ってほしい!


そして日本酒では高清水花酵母仕込、雪の芽舎山廃吟醸と続きます。高清水は花酵母独特の複雑な香りと味わい、そして雪の芽舎は山廃ならではの力強い個性が魅力。
「郷土料理にもっとも合う酒は?」と言われれば、それはやはり地酒でしょう。それに対して日本ワインはむしろクリームコロッケ、ハンバーグ、オムライス、パスタでなくてナポリタンなど、洋食が入りこんだ現代人の食卓に合いそうです。
ハイクラスな国産メルローやカベルネなら今の時期ジビエに合いそう!猪や鹿が増えて困ってるならば美味しくいただいてしまえばよいのだ。丁度今月号のJR東日本の新幹線の雑誌、トランヴェールが「長野で出合うワインとジビエ」特集。むちゃくちゃ美味しそうでヨダレ出ます。
新たな出会いがあり、会話も楽しく、さらにインスピレーションも浮かんだ夜となりました。ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!