山梨ワインの牽引役がメルシャンならば、長野のリーダーはマンズワイン。特にソラリスシリーズは相当良いらしい、ということで噂のソラリスシリーズを試飲させていただきました。
ソラリスシリーズはマンズワインの国産プレミアムワイン。長野県小諸のワイナリーで醸造されています。まず頂いたのは2005ソラリス信州シャルドネ樽仕込み(3675円)。今回の試飲会で飲んだ樽をきかせたシャルドネの中ではダントツ一位!どうも樽香と果実味がバラバラなシャルドネが多い中、これは樽のトースト風味とはちみつのような果実味が溶け合い、実にバランス良く美味しいです。


そして目からうろこだったのが1993マンズワイン・ソラリス古酒甲州(3507円)。なんと14年ものの甲州。酸素を断った状態で10年間以上グラスライニングタンクで熟成させてあるそうです。熟成させた甲州は初だったのですが、これがうま~い。遅摘みリースリングやソーヴィニヨンブランのようなミネラル感、トロリとしていて官能的。甲州もこんなに長い時間熟成するんですね!びっくりです。
そして赤は2002ソラリス信州千曲川産メルロー(3682円)。ドライで大人っぽいスタイルのメルロー。バランスも良いく美味しい。2004ソラリス信州東山カベルネ・ソーヴィニヨン(5250円)は熟した果実がとてもジューシー、濃縮感もあり、粒子の細かいタンニン、山岳地帯のカベルネという印象。硬質でドライ。寝かせて熟成させたらかなり美味しくなりそうな予感。


マンズワインでは勝沼と小諸の二箇所にワイナリーがあり、勝沼は売上げ重視の商品を、小諸はとにかく質の高いワインを造っているそうです。なるほど、以前勝沼のワイナリーに行った時にはお土産ワインばかりで印象があまりよくなかったのはそのせいだったのかも。
「勝沼から小諸に来ると、もうとにかく空気が違うんですよ。そして葡萄自体も長野の葡萄は小粒で本当に美しい。秋の収穫間近の葡萄畑は何時間居ても飽きないですよ。」とマンズワインの方。
「わたしがやりたいな、と思っていることがあって、それは収穫の時に少し葡萄をとっておくんです。そしてそのメルローだったらメルローの葡萄の粒を味わって、それからメルローのワインを飲む、それを品種ごとに揃えてお客様に味わって頂くということをしたら、もっとワインが面白くなるんじゃないかなと思っているんです。」
お~その企画、すごくいいです。わたしもちゃんと品種ごとに食べ比べてみたことは無いので、ぜひ体験してみたい。なんだかとても小諸に行きたくなってきちゃいました。マンズワインの真髄をこの目で確かめたい!