夏の様子を見てみたくて、Beau Paysageの岡本さんの畑へ行ってきました。
津金に到着するとそこはまるで絵に書いたような夏の田舎!少し黄金色になってきた一面の田んぼ、古い木造校舎、広い空、日差しは強いけど爽やかな風。とっても気持ちの良いところです。


まずは畑の同居人たち(?)にご挨拶。ニワトリ君たちとミツバチです。ニワトリの話から卵の話へ。鶏卵界のカリスマの方によると、自然な飼育方法で育てられたニワトリの卵はものすごく栄養価が高く、一週間に一個食べれば足りる程なんだそうです。よく考えれば卵なんて生命エネルギーの塊みたいなもんですもんね。ダイエットのため今後は卵週一にしとこう。
ミツバチたちは畑のあちこちでせっせと蜜を収集中。ハチの巣箱にはクモが陣取ってます。黄黒のドラゴンズカラーがビューティフル。クモは虫を食べてくれるので畑でもウエルカムだそうです。草の中にはガサガサ何かの気配もあったり。いろんな生き物が元気に暮らしています。


岡本さんは畑で自然な農法を実践されています。でもその姿は最近よく言われる「自然派」とはちょっと違う。コテコテの自然派はどこか原理主義的で窮屈な印象があるのですが、岡本さんはどこまでもナチュラル。
一部完全無農薬でトライした畑に梅雨で病気が蔓延したお話も、「もう大変でした。」とおっしゃるものの、何故だか悲壮感があまりない。こんな人に育ててもらったら、ぶどうものびのび成長するだろうなぁ。


岡本さんとの話題はワインを飛び越え農業のこと、味覚のこと、食のこと、そして自然のことへ。感性で語られるお話はとてもはっとすることの連続。ヒトがいかに先入観や常識に捕らわれているかに気づきます。
自然界には、現代人が忘れてしまった仕組みやパワーがあるんじゃないだろうか?いつも心のどこかで感じていたこと。岡本さんと話しているとその真実に少し近づくような気がします。そして「食べる」とは、そのパワーを頂くことなのではないかと。


岡本さんのワインは、飲むと五臓六腑に染み渡る感じがします。それはほんものの温泉に浸かった時の、あのじわ~ん感にも通ずるものが。津金の自然の中での岡本さんとのひとときも、なんだか肩の力が抜けて、とても心地よい。やっぱり彼のワインにはこの土地の一年がそのまま詰まってる、そう感じさせる何かがここにはあります。
岡本さんにお会いして、いっぱいインスピレーションをもらいました。読んでみたい本や行ってみたいところ、やってみたいことも沢山あります。
またいろんなお話を伺いたいなぁ。岡本さん、お忙しい中本当にありがとうございました!