内田さんの葡萄を使った「勝沼人の大地」がほんと~に美味しかったので、内田さんの葡萄園に突撃してきました!
畑があるのは勝沼の菱山地区。葡萄畑からは甲府盆地が一望!眼下にぶどうの丘を見下ろす絶景です。この日はモーレツに暑かったのですが、畑に到着すると山から涼しい風が。ぶどう棚の木陰が心地いい。

内田さんの育てる葡萄は甲州もベリーAもともに食用。その中で醸造用によいものをまず収穫し、残りを食用として収穫するそうです。「見た目よりも味重視」ということで、葡萄は完熟まで持っていくそう。
「特別なことは何もしてないよ。」とおっしゃいますが、内田さんのウェブサイトからは葡萄栽培だけにとどまらず、消費者市場、環境、哲学、などなど内に秘めた情熱と高い志ががびしびしと伝わります。

「今年のマスカットベリーAには、去年の秋に肥料をやっていません。いわゆる元肥がありません。その結果、栄養分の蓄積が少なく、春の芽吹きは悪く新梢の伸びも悪く、房も粒の着きが例年より悪いです。2004年、このベリーAは最高糖度23.5度という稀に見る甘いぶどうになりました。実は肥料をやらなかったのはその作戦なのです。できるだけ小粒でキリリと締まった味のあるぶどうにするには、いわゆる常識的なことをやっていたのではダメなんです。肥料を減らし、水を減らし、房の数を減らして収量制限をします。」

もともとホンダの無限にいたという内田さん、勝沼ねっとや勝沼ワイン情報のウェブサイト管理人の顔も持っています。「ただひたすらにぶどうを作るというだけの第1次産業としての農業は終わりです。食べてくださる人の笑顔をいつも思い浮かべながら、人を喜ばせるためのぶどう作りを実践します。それはもはやサービス業なのです。」とおっしゃいます。
この日も畑のそばにあるご自宅の庭先で、自家製ピザ釜で焼いた手打ちピザをごちそうに。ピザの香りに吸い寄せられ、気がつけば20人くらいの人が県内外から集結していました。コックさん帽をかぶった内田さんはまさにサービス精神に溢れたエンターテイナー。そのお人柄に惹かれて様々な人たちが内田さんの所に集まってきます。
「一房の葡萄、一本のワインがもたらしてくれる奇跡の出会いを大切に」
素敵な言葉、そしてすばらしいひとときを、ありがとうございました!